北海道の受験文化に思うこと

「受験専門塾」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。

難しい問題をたくさん解く場所。 合格するために競争する場所。 勉強ばかりする場所。

そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際、私たちも保護者の方から

「思ったよりゆるいですね」

と言われることがあります。

それでもFUYUNOは、あえて「受験専門塾」を名乗っています。

その理由の一つが、北海道の受験文化にあります。

北海道では、小学校受験や中学校受験を経験する家庭は決して多くありません。

そのため、

「そもそもどんな学校があるのか」

「どんな教育をしているのか」

「我が子に合っているのか」

といった情報に触れる機会も限られています。

私はこれまで、多くの保護者の方とお話してきました。

その中で感じるのは、

「受験するかどうか」

よりも、

「その学校を知らない」

という状況がとても多いことです。

本当はその子に合うかもしれない学校がある。

家庭の考え方に合った教育をしている学校がある。

それなのに、知らないまま選択肢から消えてしまっている。

そんな場面を何度も見てきました。

もちろん、すべての子供が受験をする必要はありません。

公立学校にも素晴らしい教育があります。

私自身、公立学校での勤務経験がありますし、その価値もよく知っています。

大切なのは、

「受験すること」

ではなく、

「知った上で選ぶこと」

だと思うのです。

受験は、一部の特別な家庭だけのものではありません。

よりよい教育環境を考えるための選択肢の一つです。

知って、比べて、考えて、その上で受験しないという選択をするのも立派な決断です。

私は北海道に、そんな自然な受験文化が広がってほしいと思っています。

受験に挑戦することを特別視しすぎず、必要以上に怖がることもなく、子供に合った教育環境を考える一つの機会として捉える。

そのための情報発信やサポートをしていきたい。

そんな思いも込めて、FUYUNOは「受験専門塾」を名乗っています。

次回は、私がなぜそう考えるようになったのか。

北海道で小学校受験を実施している2つの小学校で教務主任を務めた経験をもとにお話ししたいと思います。


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